
Chiliz(チリーズ)が暗号資産大手の取引所の「バイナンス」の独自ブロックチェーンであるバイナンスチェーンとの提携を発表しました。
ここでは、この提携によりChiliz(チリーズ)がどうなるのか?という事について書いていきたいと思います。
バイナンスチェーンとは
バイナンスチェーンは、バイナンス独自トークン「バイナンスコイン(BNB)」を発行している独自ブロックチェーン。
バイナンスチェーンの特徴はトランザクション処理速度の速さ
これにより流動性、利便性がさらに良くなることが期待されます。バイナンスチェーンでは、デジタル資産の発行、使用、取引を行える分散型市場の基盤を目指しており、具体的にはバイナンスDEXと呼ばれる非中央集権の分散型取引所をスタートさせました。
分散型取引所になることで、ユーザーは取引所に資産を預ける必要がなく、自分で秘密鍵を管理し、取引の時にウォレットを繋いでアクセスするので、取引所から個人の資産がハッキングされて盗まれるような盗難のリスクが無くなります。
また個人情報を公開する必要がなく、直接ネットワークに接続して取引が可能であるというメリットがあります。
ただし分散型取引所はサポートがないのと、まだ利用者が少ないのでこれからのユーザー増加に期待という段階です。
Chiliz(チリーズ)とバイナンスチェーン
チリーズは今回の提携を受けてERC-20トークンとして発行されているCHZを、バイナンスチェーンのBEP2トークンに移行する技術的統合の可能性を示唆しています。
Chiliz(チリーズ)がバイナンスチェーンと統合される事で
チリーズは消費者向けのサービスにブロックチェーン技術を組み込めるようになり、
即時支払い、プリペイドギフトカード、デジタル向け少額決済
といったサービスの提供ができるようになるといいます。
実際に統合してバイナンスチェーンに移行すると、ファントークンがバイナンスチェーンで発行される可能性があるとのこと
こちらはサンプル画像です。
バイナンスチェーンを採用する事によりさらなる活性化を期待したいところです。
バイナンスのCEOのCZ氏も
スポーツは、ブロックチェーンの可用性と有用性について一般消費者に伝える最も有効な手段だ。
と発言してますし
多くのスポーツチームがバイナンスチェーンに来る事を期待しているようです。
More sports teams on @Binance Chain (@Binance_DEX). Go @Chiliz https://t.co/KcB3yvWqjR
— CZ Binance (@cz_binance) May 17, 2019
チリーズに関するニュースをRTしたり、バイナンスがチリーズに出資していることからもわかるように、やはりChilizとバイナンスは友好関係にあり、CZ氏もチリーズに注目していることが伺えます。
各ニュースサイトもこの提携を記事にしております。
『#Chiliz と #Binance Chainが
戦略的パートナーを発表』記事一覧
【NEXTMONEY】https://t.co/PEowLxaYab
【Coin Telegraph】https://t.co/1ROqwRn5PA
【Bit times】https://t.co/zXiiTLjL3t
【coin7】https://t.co/GQ2CNzWjBP
【月刊仮想通貨】https://t.co/xsBtc0MP0E#チリーズ #バイナンス pic.twitter.com/I3SD6roz89— Chiliz Japan 【公式】 (@Chiliz_Japan) May 21, 2019
バイナンスDEXに上場申請
6月7日にChiliz(チリーズ)運営はバイナンスDEXに上場申請しました。
🚨重要🚨 @Binance_DEXに参加するための申請書を送信しました👏$CHZ x $BNB#Chiliz #Socios #チリーズ https://t.co/nia2P5KfPb
— Chiliz Japan 【公式】 (@Chiliz_Japan) June 7, 2019